伊勢神宮内宮(皇大神宮)

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創建年崇神天皇6年(紀元前92年)
祭  神天照坐皇大御神
格  式式内社(大)
文化財玉篇(巻第廿二、平安時代、国宝)
紙本著色伊勢新名所絵歌合(永仁3年頃、作者不明、伊勢の名勝地10所を歌題、国指定重要文化財
神宮古神宝類(玉纒横刀、装束類布帛本様、玉纒横刀、雑作横刀、牡丹文八稜鏡など、国指定重要文化財)
太刀(銘:吉信、附:糸巻太刀拵、鎌倉時代後期、全長83cm、反り3.6cm、国指定重要文化財)
太刀(銘:次家、鎌倉時代初期、全長72.5cm、反り2.8cm、徳川綱吉奉納、国指定重要文化財)
太刀(銘:俊忠、附:糸巻太刀拵、鎌倉時代初期、全長74.7cm、反り1.5cm、国指定重要文化財)
刀(折返銘:有国、鎌倉時代初期、全長56.4cm、縞造、庵棟、国指定重要文化財)
毛抜形太刀(平安時代後期、長さ70.9cm、伝:俵藤太秀郷の佩刀、国指定重要文化財)
古事記上巻(1冊:応永三十三年春瑜書写奥書、縦27.4cm、横18.8cm、国指定重要文化財)
古事記裏書(1冊:応永三十一年道祥書写奥書、縦28.8cm、横18.9cm、紙数13枚、国指定重要文化財)
古文尚書(13巻:自正和元年至正和三年清原長隆伝授奥書、松平忠房が奉納、国指定重要文化財)
神宮法楽和歌(16巻:江戸時代、霊元天皇以下歴代天皇宸翰、国指定重要文化財)
日本書紀私記(応永三十五年髪長吉叟書写奥書、縦28.2cm、横19.6cm、紙数34紙、国指定重要文化財)
日本書紀私見聞(1冊:道祥自筆本、応永三十三年抄出奥書、袋綴冊子装仕立て、国指定重要文化財)
日本書紀私見聞(1冊:春瑜自筆本、室町時代、袋綴冊子装仕立て、国指定重要文化財)
皇太神宮儀式帳残帳(延暦23年、縦25.0cm、横15.3cm、紙数36枚、国指定重要文化財)
等由気太神宮儀式帳(延暦23年、縦28.3cm、横13.19cm、紙数30枚、国指定重要文化財)
度会氏系図(元徳元年十一月注進本、国指定重要文化財)
天養記(天養2年、官宣旨案2通、伊勢祭主下文案、大神宮司符案など、国指定重要文化財)
神鳳鈔(室町時代、伊勢神宮の所領の編成、経営の基本的な資料、国指定重要文化財)
氏経卿神事記(室町時代、縦23.7cm、横17.7cm、紙数81紙、国指定重要文化財)
氏経卿引付(室町時代、縦28.8cm、横19.4cm、紙数31紙、国指定重要文化財)
金銅透彫金具(古墳時代、静岡県浜松市浜北区根堅出土、直径33.3cm、国指定重要文化財)
据台付子持はそう(1口、福岡市西区羽根戸出土、古墳時代、国指定重要文化財)
角屋家貿易関係資料(4種一括、御朱印旗、アジア航海図など角屋の資料、国指定重要文化財)
渋川春海天文関係資料(12種一括、天体観測などの資料や天文瓊統などの原本、国指定重要文化財)
紙本著色伊勢両宮曼荼羅図(1幅、江戸時代、神道曼荼羅、縦164cm、横181cm、三重県指定文化財)
紙本墨書荒木田守武連歌等稿本類 (32点、室町時代、自筆稿本や日記、消息等、三重県指定文化財)
紙本墨書神道五部書の内 伊勢二所皇太神御鎮座伝記 豊受皇太神御鎮座本紀 ↓
天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮坐次第記(鎌倉時代初期から室町時代初期、三重県指定文化財)
紙本墨書御塩殿文書 附 荒木田氏顕書写御塩殿古文書 二見郷刀祢職譲状他(三重県指定文化財)
舞楽面(蘭陵王、1面、鎌倉時代、伊勢市指定文化財)
神  事20年毎:式年遷宮・祈年祭・月次祭・神嘗祭・新嘗祭など
場  所三重県伊勢市宇治館町
備  考 伊勢神宮内宮(皇大神宮)は崇神天皇6年(紀元前92年)に天照大御神を笠縫邑に勧請したのが始まりとされます。当初は豊鍬入姫命が祭祀を司っていましたが、垂仁天皇25年(紀元前5年)に倭姫命が引継ぎ、天照大御神が鎮座する相応しい霊地を求めて各地を訪ねるようになり、垂仁天皇26年(紀元前4年)に伊勢国に入ると天照大御神の神託が下り、当地に祀るられるようになりました。当初は天皇家の氏神として天皇以外の奉幣は禁止され、天武天皇の御代(673〜686年)には斎宮が制度化され、天武天皇の皇女である大伯皇女が初代斎宮に就任しています。中世に入ると皇室以外からも広く信仰されるようになり、源頼朝(初代鎌倉幕府将軍)は養和2年(1182)に国家安寧の願文を奉じ、神馬10頭・金100両を寄進、神領の安堵を約束をしています。鎌倉時代後期の蒙古襲来の危機には国難打破の祈願が行われ、見事念願成就すると益々崇敬される事となりました。室町時代に入ると足利将軍家が篤く信仰し、特に3代将軍足利義満は何度も参拝に訪れています。江戸時代に入ると一般庶民にも信仰が広がり、「御伊勢詣り」と称して全国から伊勢神宮目指しておびただしい参拝客が訪れ、門前町は大きく発展しました。

伊勢神宮内宮(皇大神宮)正殿は神明造、茅葺、基礎部は掘立、高床式(弥生時代に高床式倉庫の形式を発展されたもの)、屋根端部には内削(水平切)の千木、棟には鰹木(10本)、外壁は檜材素木造り、華美な装飾は無く「唯一神明造」とも言われています。正殿は絶対の聖域で、周囲には瑞垣・蕃垣・内玉垣・外玉垣・板垣が5重に結界が設けられています。内玉垣の内側には正殿の他、その背後に東宝殿(神明造り、茅葺)と西宝殿(神明造り、茅葺)が平行に配され、外玉垣の内側には四丈殿(奉幣の際に、幣帛点検の儀が執り行う。)、板垣の内側には宿衛屋(神官が勤める場。)が配されています。

荒祭宮は伊勢神宮内宮(皇大神宮)に所属する別宮の中で最高位に格付けされた神社で天照坐皇大御神の荒御魂が祀られ平安時代に成立した延喜式神名帳にも記載されていました。風日祈宮は級長津彦命と級長戸辺命が祀られている神社で延暦23年(804)の「皇太神宮儀式帳」や延長5年(927)の「延喜式神名帳」にも記載されている古社です。特に風雨の平安と五穀の豊穣に御利益があるとして信仰され、鎌倉時代後期の、蒙古襲来の危機には戦勝祈願が行われ、見事神風が勝利に導いた事から別宮に昇格し「風日祈宮」と呼ばれるようになっています。

 
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